プリンターのメモリーに保存されているファクスについて

受信したファクスは、プリンターのメモリーに自動的に保存されます。ただし、メモリーに保存できるファクスの枚数と件数には上限があります。メモリーがいっぱいになると、保存されている最も古いファクスが新しく受信したファクスに上書きされます。

また、ご利用開始時の設定では、受信したファクスは自動的に印刷されます。

ただし、以下のような場合には、受信したファクスは印刷されません。印刷されなかったファクスは、プリンターが新しくファクスを受信したとしても上書きされません。

• 用紙がなくなったとき

• ［ファクス用紙設定］の［用紙サイズ］で設定したサイズと異なるサイズの用紙がセットされているとき

• ［ファクス設定］の［自動印刷設定］で［受信原稿］を［印刷しない］に設定しているとき

• ストップボタンを押して、受信したファクスの印刷を中止したとき

• 印刷するのに十分なインクが残っていないとき

• メンテナンスカートリッジが満杯のとき

印刷されなかったファクスは上書きされないため、メモリーがいっぱいになると、ファクスを受信できなくなります。定期的にファクスメモリーランプを確認し、ファクスを印刷、またはパソコンの共有フォルダーに転送してから削除してください。

• プリンターのメモリーに保存されているファクスを印刷する
• プリンターのメモリーに保存されているファクスをパソコンの共有フォルダーに転送する
• プリンターのメモリーに保存されているファクスを削除する

参考

• プリンターのメモリーには、最大250ページ分*（最大30件）のファクスが保存できます。

  * キヤノンFAX 標準チャートNo.1（標準モード）使用時

• プリンターのメモリーに保存されているファクスから特定のファクスを印刷や削除、または確認をするときは、受付番号でファクスを指定します。メモリーに保存されているファクスの受付番号が印字される原稿リストをあらかじめ印刷しておくと便利です。

  原稿リストの印刷のしかたについては、「プリンターのメモリーに保存されているファクスを印刷する」を参照してください。

• ファクスを受信した場合は、直ちに印刷された用紙を確認することをお勧めします。ファクスがプリンターのメモリーに残っている場合は、再印刷できます。